カルシウム不足の救世主、チーズの栄養の秘密とは

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日本人は欧米人に比べて伝統的に乳製品を取る食習慣がないためカルシウムが不足しがちだと言われています。カルシウムは骨の骨量に関わる大事な栄養素です。骨がスカスカになって骨折しやすくなってしまう骨粗そう症については誰もが聞いたことがあるかと思います。骨粗そう症による骨折が原因で寝たきりになってしまう老人の話に限らず、若い女性もまた無理なダイエットのため骨量が減っているというような話、色々見聞きしますよね。

カルシウム不足解消といえば牛乳、というイメージがありますが、実はチーズは牛乳よりもカルシウム不足解消に非常に効果的と言われている、カルシウム不足の救世主なのです。

チーズのカルシウムについて

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冒頭のような骨量の減少はカルシウム不足が原因なのですが、そうならないためにも毎日牛乳を飲みましょうと言えば、中々難しい話ですよね。牛乳を飲むとおなかがゴロゴロしてしまうので子供時代の給食の牛乳が苦手だった方も多いと思います。このような症状は日本人には珍しくありません。

ではそんな大部分の日本人にとって牛乳に変わって不足を補ってくれるものはないのかと言いますと、断然お勧めする食品がチーズです。ご存知の通りチーズは原料の牛乳として乳酸菌などの働きで発酵熟成させた乳製品で、牛乳の栄養分が濃縮されています。一般的にチーズにはその10倍の牛乳が必要となり、100グラムのチーズをつくるためには1000グラム、つまり1000ミリリットルの牛乳が必要となります。コップ1杯の牛乳を200ミリリットルとしますと、その10分の1の20グラムのチーズで同じ栄養を得られるということになります。これなら牛乳を大量に飲まなくても少し食べれば済んでしまいますよね。しかも製造過程で発酵熟成されるため、たんぱく質はアミノ酸に分解され、カルシウムをはじめとするミネラル分もイオン化されることによりとても消化吸収によい状態になっています。

そのため、チーズは牛乳よりも手軽かつおいしく、吸収がよく効率的にカルシウムを摂取することができるのです。

 

いかがでしょうか。

これはもはやカルシウム不足の救世主と言っても過言ではないと思います。食欲がない時でもひとつまみ、骨粗そう症の最も多い高齢の方のように食の細くなった方でも無理なく食べられますので、ぜひチーズを食べて健康的な生活を送っていきましょう。

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