モッツァレラチーズはチーズの中でも特に国内でも食べられることが多い種類のひとつで、癖のない味わいと独特の弾力性のある歯ごたえが人気ですね。また、ピザやサラダなど料理に利用することも多く、くせがないことからどのような料理にも合わせやすい食材としても人気を集めています。
そんなモッツァレラチーズには「牛乳タイプ」と「水牛タイプ」の違うがあるのをご存知でしょうか?
水牛のモッツァレラチーズ
モッツァレラは国内では通常の牛乳を使って製造されているのですが、本場のイタリアでは水牛の乳を利用して製造されているものが本来のモッツァレラといわれています。水牛の乳を利用したモッツァレラは非常にクリーミーで良質なものとなっており、牛の乳で製造されたものよりも人気が高くなっています。
この水牛の乳を使ったモッツァレラチーズは「モッツァレラ・ブッファラ」と呼ばれ、高級スーパーなどでは通常のものの30%くらい増しなどで売られている高級品です。水牛の乳を利用して製造されたものは希少価値が高いためです。
しかし、現在ではイタリアでも通常の牛乳などを利用していることが多くなっています。牛と比較しても飼育自体が難しいとされており、乳の量も牛と比較すると少ないため、イタリアであってもなかなか製造することが難しくなっており、結果として牛の乳を利用して製造するほうが多くなっているという事情があります。
水牛モッツァレラのおすすめの食べ方
やはりせっかく高級な水牛モッツァレラを食べるなら、そのまま生で食べるのがベストです。
おすすめなのは、トマトなどと合わせてカプレーゼにするなどサラダ風に使用するとそのマイルドな美味しさがより引き立つでしょう。
水牛のモッツァレラの味は牛乳と比べて特徴的な酸味があるのがポイントです。そのまま食べると酸っぱいと感じることもありますが、ワインなどと合わせるとよりおいしく感じられるかもしれません。
なかなか普通のスーパーでは手に入らないので、気になるひとは通販などで探してみましょう。
水牛と牛乳両方買って、食べ比べをしてみるのもいいですね。
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