チーズ

チーズに関するまめ知識、情報をまとめています。

チーズは太る!?実はダイエットに最適なチーズの秘密

乳製品は脂肪成分が多いといわれており、脂肪成分が多い食べ物を摂取すると太るというのが一般的な常識です。そのことからダイエット中の女性にとってはあまり摂取しないほうがいい食べ物であるといわれて、摂取しないように気をつけている女性は多いようです。

ですが、正しく活かせば実はチーズはダイエットにぴったりの食品となるのです。

チーズは太る?

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最近の研究で、実はチーズは太るのではなくその逆でダイエット効果を持っているということが判明しました。

その理由として、まずチーズに含まれている脂肪は微細なものとなっているためほとんどが消化されてしまい、体内に蓄積されにくいタイプであるということが判明したためです。そのため普通の乳製品よりも太りにくくなっているほか、含まれているたんぱく質に満腹感を促す作用があることが判明しています。つまり、チーズを摂取することによって食べすぎを予防することができるということであり、ほかにも生活習慣病の原因として知られている内臓脂肪を減少させる効果があることも発表されています。

これらのことから摂取することで太りにくくする効果があるということが判明しており、ダイエット中は摂取を推奨されるようになって来ています。特に食事制限をしている場合は空腹感を抑えることができるほか、栄養素が豊富なので無理なくカロリーなどをコントロールすることができるわけです。なので、イライラしながら食事制限をするということがなく、脂肪燃焼を促進・長の動きを助けてくれるので便秘予防などの効果も期待することができるわけです。

ほかにも必須アミノ酸やビタミンB2など肌にうれしい成分も含んでいることから、太るという心配やストレスを気にすることなく、しかも肌をきれいな状態で維持しながらダイエットをすることができる食品ということになります。

いかがでしたか?

イメージだけで捉えてチーズを敬遠していたならば、今が見直してチーズを取り入れるチャンスです。

チーズの効果を生かして、ダイエットを成功させてくださいね。

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栄養価の高いチーズと健康効果

チーズは健康にいい、と聞くと意外に思いますか?

チーズは牛乳の栄養分が濃縮されたものなので、タンパク質、脂肪、カルシウム、ビタミンがバランスよく含まれている非常に栄養価が高い食品なのです。

チーズの栄養価

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特にカルシウムについては、100gあたり約600mg、多いもので1500mgも含んでいますので、カルシウムを補うには、牛乳よりもすぐれているわけです。よく冷やした方がカルシウムの吸入率が高いので、サラダと一緒に食べると、さらにビタミンCやミネラル分の吸収も高めてくれます。

つまりカルシウム不足と言われる日本人にとっては毎日摂取した方がいいわけですが、もともとは北欧の国々で食べられていたものですので、日本人は食べる習慣がなかったためにあまり注目されてこなかったのです。頻繁に食べられるようになったのは昭和50年代になってからで、栄養価が見直されて、テレビコマーシャルや雑誌で頻繁に取り上げられるようになり、料理の具材やおやつとして食べられるようになりました。この頃からカルシウム不足が叫ばれていたため、チーズへの評価が高くなりました。

また、含まれている乳酸菌や酵素が消化を助けてくれ、胃の粘膜を保護してくれます。アルコールの吸収をやわらげてくれ、胃潰瘍の発症率も小さくしてくれるというデータもあるようです。居酒屋などでも料理の一品として出されるようになったのも、このような理由からという部分も大きいでしょう。

ここ最近では、乳幼児にチーズを食べさせる家庭や保育所があります。小さいうちから味に慣らせることと、カルシウム不足を補うためです。小さいうちからチーズ食べさせることは今や保育士さんの間では常識であり、保護者にも週に数回摂取するように指導があるくらいです。

チーズの栄養効果を高めるポイント

ですが、ここで気をつけるポイントがあります。

それは同じチーズでも、栄養価が高く吸収されやすいのはナチュラルチーズを生のまま食べた場合、ということです。

日本でチーズというと「6Pチーズ」や「スモークチーズ」などのプロセスチーズを想像する方も多いと思いますが、製法の関係でナチュラルチーズと違い加熱してしまっているので、もともと含まれている多くの栄養素が吸収しにくくなっていたり壊れてしまっています。

そのため、プロセスチーズを食べたりせっかくのナチュラルチーズをピザなど加熱して使ってしまうと栄養効果が落ちてしまうということです。ですから、できるだけいいナチュラルチーズを選び、そのまま食べるようにしましょう。

 

このように、チーズは栄養満点の食品ですが、正しく栄養を生かすにはきちんとした知識が必要です。

チーズのことを知って、健康な生活を送ってくださいね。

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カルシウム不足の救世主、チーズの栄養の秘密とは

日本人は欧米人に比べて伝統的に乳製品を取る食習慣がないためカルシウムが不足しがちだと言われています。カルシウムは骨の骨量に関わる大事な栄養素です。骨がスカスカになって骨折しやすくなってしまう骨粗そう症については誰もが聞いたことがあるかと思います。骨粗そう症による骨折が原因で寝たきりになってしまう老人の話に限らず、若い女性もまた無理なダイエットのため骨量が減っているというような話、色々見聞きしますよね。

カルシウム不足解消といえば牛乳、というイメージがありますが、実はチーズは牛乳よりもカルシウム不足解消に非常に効果的と言われている、カルシウム不足の救世主なのです。

チーズのカルシウムについて

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冒頭のような骨量の減少はカルシウム不足が原因なのですが、そうならないためにも毎日牛乳を飲みましょうと言えば、中々難しい話ですよね。牛乳を飲むとおなかがゴロゴロしてしまうので子供時代の給食の牛乳が苦手だった方も多いと思います。このような症状は日本人には珍しくありません。

ではそんな大部分の日本人にとって牛乳に変わって不足を補ってくれるものはないのかと言いますと、断然お勧めする食品がチーズです。ご存知の通りチーズは原料の牛乳として乳酸菌などの働きで発酵熟成させた乳製品で、牛乳の栄養分が濃縮されています。一般的にチーズにはその10倍の牛乳が必要となり、100グラムのチーズをつくるためには1000グラム、つまり1000ミリリットルの牛乳が必要となります。コップ1杯の牛乳を200ミリリットルとしますと、その10分の1の20グラムのチーズで同じ栄養を得られるということになります。これなら牛乳を大量に飲まなくても少し食べれば済んでしまいますよね。しかも製造過程で発酵熟成されるため、たんぱく質はアミノ酸に分解され、カルシウムをはじめとするミネラル分もイオン化されることによりとても消化吸収によい状態になっています。

そのため、チーズは牛乳よりも手軽かつおいしく、吸収がよく効率的にカルシウムを摂取することができるのです。

 

いかがでしょうか。

これはもはやカルシウム不足の救世主と言っても過言ではないと思います。食欲がない時でもひとつまみ、骨粗そう症の最も多い高齢の方のように食の細くなった方でも無理なく食べられますので、ぜひチーズを食べて健康的な生活を送っていきましょう。

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エポワスチーズのおすすめの食べ方と特徴

エポワスチーズはフランスのブルゴーニュ地方のエポワス村の名産です。製造過程で塩水やワイン、ブランデーなどの液体を吹きつけて洗いながら熟成させるものをウォッシュチーズと言いますが、その代表格とよく表現されています。

エポワスチーズの特徴や食べ方をご紹介していきます。

エポワスチーズの特徴

 

エポワスチーズは熟成過程に塩水と共にマールというブルゴーニュ地方の地酒で洗いながら熟成させることに特徴があります。オレンジ色の表面の下には柔らかくとろりとした状態の中身が詰まっています。特に赤ワインとの相性が良く、同じ産地のブルゴーニュ産のワインがあればぜひ一緒に味わってみられることをお勧めします。その土地の産品同士、大きな相乗効果が期待できます。

さて熟成させて完成するものですから菌も生きていて食べごろがあります。先にオレンジ色の表面を全て剥いでしまうと下の部分がすぐに乾燥してしまって、その味わいも台無しになってしまいます。この表皮の部分が強いお酒で洗うことによる熟成過程を経て実はとても独特な香りを発しています。

その香り、フランスでは「神様の御み足」、イギリスでは「豚足の蹄の間」と例えられる表現からもどんな臭いか想像がつきそうですが、この部分さえ取り去ってしまえば臭いは相当緩和されます。とはいえ、全て取り去ってしまえば先に述べた乾燥の問題もありますので保存方法には注意が必要となります。

エポワスチーズの食べ方

エポワスチーズは何と言っても強烈な匂いとまろやかな味わいのギャップが魅力のひとつです。

そのため、白ワインなどすっきりと後味・匂いを消してくれるお酒と一緒にそのまま食べるのがおすすめです。

また、食べた後は表皮の臭いが他の食品に移らないように個別に保管することをお勧めします。しっかり密閉しないで保存すると冷蔵庫中かエポワスの匂いになってしまうこともあります。

日本人にとって臭いと味は密接に関係するもののため、敬遠される方もおられるかもしれませんが、これを知れば新しいチーズの世界が開けること請け合いですので、ぜひとも手に取って原料のミルクがとろけるような柔らかさと、濃厚なコクが最高の状態まで熟成されることによって完成する、このエポワスチーズを味わってみて下さい。

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さまざまな種類のチーズの塩分の量の比較

ワインのつまみに、料理にとおいしいチーズですが、健康を気遣うなら気になるのがその塩分量ですよね。

そこで、さまざまなチーズの種類ごとに成分のひとつ、塩分の量を比較してみました。

チーズの塩分量

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比較しやすいようにチーズ100グラムあたりに含まれる食塩相当量で塩分を比較します。ちなみに、原料といえる一般的な普通の牛乳100グラムに含まれる、食塩相当量は0.1グラムです。

まずは硬質タイプを除いて列挙すると、白カビタイプのカマンベールの食塩相当量は2.0グラムです。青カビタイプのブルーの食塩相当量は3.8グラムです。軟質タイプのクリームの食塩相当量は0.7グラムです。プロセスタイプのチーズの食塩相当量は2.8グラムです。フレッシュタイプのカッテージの食塩相当量は1.0グラムです。

次に硬質タイプを列挙します。エメンタールの食塩相当量は1.3グラム、グリュイエールの食塩相当量は0.9グラム、コンテの食塩相当量は0.8グラム、チェダーの食塩相当量は2.0グラム、ゴーダの食塩相当量は2.0グラム、エダムの食塩相当量は2.0グラム、とそれぞれなっています。硬質タイプの中でも特に硬質である、超硬質タイプであるパルメザンの食塩相当量は3.8グラム、パルミジャーノ・レジャーノの食塩相当量は2.1グラム、とそれぞれなっています。

こうして列挙してみるとクリームやカッテージ、グリュイエールやコンテが塩分控えめで、ブルーやプロセス、パルメザンやパルミジャーノ・レジャーノが塩分多めです。

チーズの塩分量の健康への影響は?

このようにチーズによって塩分量は数倍違うことがわかりましたが、その塩分量は気にしないといけないのでしょうか?

参考までに、塩分を気にしなければならない食品の代表の醤油と比べてみましょう。

醤油はなんと、大さじ1杯で食塩15g相当と言われています。つまりここで挙げたチーズとは比較にならないくらい多いということです。

醤油を使った料理を日常的に食べる日本人にとって、チーズは先ほどの紹介で全て「100gあたり」であるため、普通はそんなに大量のチーズを食べることはないことを考えても、チーズの塩分量はほとんど気にする必要がないと言えるでしょう。

一方チーズはミルクから水分を取り除き固め、発酵させたものなので1個分でめざし11匹分といわれるほどカルシウムを多く含み、良質なたんぱく質と結合して含まれているので吸収されやすく、カルシウム不足と言われる日本人に最適な食品です。

過剰に食べ過ぎなければ健康にいい要素をたくさんもった食品なので、塩分を気にし過ぎないで楽しんでチーズを食べてください。

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穴あきチーズのモデル「エメンタールチーズ」の食べ方と特徴

穴あきチーズと聞いて想像するのはなんですか?おそらく毎回ネズミが猫をこっぴどい目に合わせるあのアニメを想像する方が多いのではないでしょうか?ネズミの主人公の体より大きくてあちこちに穴が空いていましたよね。あの穴あきチーズはスイスのエメンタールというチーズなのです。アニメに出てくるくらいですからやはり有名であり「チーズの王様」と呼ばれることもあります。

今回はエメンタールチーズの食べ方や特徴を解説していきましょう。

穴あきチーズ(エメンタールチーズ)の特徴と歴史

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さて、例のネズミと猫の大騒動のアニメにたびたび登場する穴あきチーズこと「エメンタールチーズ」ですが、最初の登場は1940年代です。1940年代と言えば第2次世界大戦中ですね。では、エメンタールチーズ自体はいつごろ作られ始めたかと言いますと15世紀半ばごろと言われています。15世紀半ばといえば日本では戦国時代の始まる原因となった応仁の乱がそのころ起こっています。ヨーロッパではスペイン・ポルトガルを中心に大航海時代と言われる時代ですね。残念ながら南蛮貿易でエメンタールチーズが日本に来たという記録はありませんが、エメンタールチーズが前述のように遠い歴史の時代から現在まで550年以上の長い歴史を持つチーズだということは分かっていただけたかと思います。

原産地のスイスのエメンタール地方は酪農が盛んな地域で、現在でもエメンタールチーズの産地となっています。このチーズの穴ですが、子供の時はなんとなくネズミがかじった後のように思ってしまった方もいるかと思います。しかしあの穴は原料のミルクからチーズに熟成される間にガスが生成されて膨らんだ空間がそのまま固まったものなんだそうです。

現在ではエメンタールチーズの名を冠した模造品が出回っていますが、もちろんスイスからも本物のエメンタールチーズが日本に輸入されています。本物を食べてみたい方は本物と模造品を消費者が識別できるようにスイス産のチーズには厳格な基準が制度として設けられていますので安心して下さい。

エメンタールチーズの食べ方

エメンタールチーズは、マイルドでクセのない味とほのかな甘みが特徴のチーズです。

そのまま食べてもいいのですが、これだけでおつまみなどにするには少し味の特徴が足りないと感じるかと思います。

おすすめの食べ方は、パンやサンドイッチに挟んで具のひとつにすることです。
食感の硬さも味のマイルドさも、ちょうどパンなどと一緒に他に挟んだ食材の味を引き立てるのにぴったりです。

その他、チーズフォンデュなどに使うなどチーズをメインにした料理にも活用しやすいチーズです。

 

ぜひいろいろな料理に活用して、穴あきチーズのおいしさを味わってみてください。

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ブリーチーズのおいしい食べ方とおすすめレシピ

マイルドで食べやすいチーズとして評判のブリーチーズのおいしい食べ方と、料理に使うときのおすすめレシピを一気にご紹介します!

白カビチーズが初めての人も、これを読んでブリーチーズで白カビデビューしましょう。

ブリーチーズのおいしい食べ方

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ブリーチーズとはフランスのブリー地方が原産とされているチーズであり、カマンベールの元となったチーズの王様と呼ばれています。その味は白カビで製造されているためか比較的くせが少なく、初心者でも食べやすい濃厚でクリーミーなものとなっています。

おすすめの食べ方としては、やはりそのまま食べるのが一番です。クセも強くなく、白カビチーズが初めて!という人にもおすすめできる芳醇で香ばしいコクのある味を楽しむことができます。

ブリーチーズの皮は食べていいの?

写真のように、ブリーチーズには外側に白い皮が存在しています。ここがまさに白カビの部分なので、皮も一緒に食べるのが白カビチーズを一番楽しむにはベストな方法です。

そのまま食べるときはナイフでカットしてから食べると思いますが、ブリーチーズをカットするときには細長く切るのがポイントです。

こうすることで白カビの皮部分と中身のトロッとした部分をバランス良く楽しめるので、ブリーチーズ本来のおいしさを味わうことができます。

ただ、古くなって表皮の風味がきつくなってきた場合は表皮を取り除き、内部の滑らかな部分を食べると溶け出すようなやわらかさを堪能することができるので、状態に応じて使い分けましょう。

 

ブリーチーズのおすすめレシピ

基本的にはそのまま食べるのがおすすめのブリーチーズですが、そのマイルドで濃厚なクリーミーさを生かして料理に使うことも可能です。

おすすめのレシピをいくつかご紹介しましょう。

ブリーたっぷりチーズグラタン

グラタンに使うチーズをブリーチーズにしたパターンです。ブリーの濃厚でクリーミーな味わいが、普通の溶けるチーズなどを使ったときとは違う旨みを出してくれます。

出典:http://cookpad.com/recipe/1346007

ブリーチーズの生パスタ

ブリーチーズは濃厚なので、パスタなどのソースにぴったりです。生パスタと組み合わせて、そのクリーミーさを存分に生かしたレシピです。

出典:http://cookpad.com/recipe/1975786

 

もちろん、これ以外にもおいしく食べる食べ方がいくつか存在しており、くせが少ないので果物などと一緒に食べてもそれぞれの味わいを邪魔することなく楽しむことができます。パンとフルーツをあわせてサンドイッチのように食べるという方法もありますし、細かく刻んでサラダに乗せるとミモザサラダのような感覚で楽しむことができるようになっています。

 

このように、いろいろな楽しみ方ができる万能チーズのブリー。

近くにブリーチーズが売っていない!という人のために、ブリーチーズが買える通販サイトもご紹介しておきます。

ブリーチーズが買える通販

 

ぜひおいしいブリーチーズを一度試してみてくださいね。

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モッツァレラチーズの正しい保存方法について

モッツァレラチーズはフレッシュな食感と風味が魅力的なチーズですが、生物なので賞味期限が短いのがネックですね。

モッツァレラチーズの正しい保存方法についてご紹介していきます。

モッツァレラチーズの保存方法

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チーズは通常であれば発酵させて熟成させた状態のものを指しており、ほとんどのチーズがそのような工程で製造されていますが、モッツァレラチーズをはじめとしたフレッシュチーズは、乳に乳酸菌や酵素を加えて固めた後水分を取ってできるもので、生物なので保存に注意が必要です。

まず前提として、基本的には生ものなので、できる限り早めに食べることが大切になってきます。無理に保存しようとするより、食べきれるサイズのものを購入するようにしましょう。

なお、同じモッツァレラでもフレッシュタイプと普通のナチュラルチーズのものがありますので注意が必要です。

丸い形のまま袋に入っている白い色のものがフレッシュモッツァレラチーズで、少し黄色がかっていて長方形などで切られておいてあるものは通常のモッツァレラチーズです。普通のモッツァレラは他のナチュラルチーズと同様冷蔵庫においておけば大丈夫ですが、フレッシュモッツァレラチーズのほうが生ものなので保存に注意が必要です。

保存方法のポイント

フレッシュモッツァレラチーズは通常パックの中に水が入っていて、その中に浮かんでいる状態となっています。実は、これがフレッシュモッツァレラの劣化を防ぐ方法なのです。

保存する場合はパックの中に入っている水を取っておき、小さなお椀やボウルにチーズを移した中にその水を入れてラップなどをしておきます。こうすることによって乾燥や酸化を防ぐことができ、柔らかさなどを維持することができるというわけです。すぐに食べきってしまうのが原則ですが、どうしても食べきれなかった場合はこの方法を活用しましょう。

 

保存方法を工夫して、おいしいフレッシュなモッツァレラを楽しんでください。

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水牛から作られているモッツァレラチーズとは?

モッツァレラチーズはチーズの中でも特に国内でも食べられることが多い種類のひとつで、癖のない味わいと独特の弾力性のある歯ごたえが人気ですね。また、ピザやサラダなど料理に利用することも多く、くせがないことからどのような料理にも合わせやすい食材としても人気を集めています。

そんなモッツァレラチーズには「牛乳タイプ」と「水牛タイプ」の違うがあるのをご存知でしょうか?

水牛のモッツァレラチーズ

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モッツァレラは国内では通常の牛乳を使って製造されているのですが、本場のイタリアでは水牛の乳を利用して製造されているものが本来のモッツァレラといわれています。水牛の乳を利用したモッツァレラは非常にクリーミーで良質なものとなっており、牛の乳で製造されたものよりも人気が高くなっています。

この水牛の乳を使ったモッツァレラチーズは「モッツァレラ・ブッファラ」と呼ばれ、高級スーパーなどでは通常のものの30%くらい増しなどで売られている高級品です。水牛の乳を利用して製造されたものは希少価値が高いためです。

しかし、現在ではイタリアでも通常の牛乳などを利用していることが多くなっています。牛と比較しても飼育自体が難しいとされており、乳の量も牛と比較すると少ないため、イタリアであってもなかなか製造することが難しくなっており、結果として牛の乳を利用して製造するほうが多くなっているという事情があります。

水牛モッツァレラのおすすめの食べ方

やはりせっかく高級な水牛モッツァレラを食べるなら、そのまま生で食べるのがベストです。

おすすめなのは、トマトなどと合わせてカプレーゼにするなどサラダ風に使用するとそのマイルドな美味しさがより引き立つでしょう。

水牛のモッツァレラの味は牛乳と比べて特徴的な酸味があるのがポイントです。そのまま食べると酸っぱいと感じることもありますが、ワインなどと合わせるとよりおいしく感じられるかもしれません。

 

なかなか普通のスーパーでは手に入らないので、気になるひとは通販などで探してみましょう。

水牛と牛乳両方買って、食べ比べをしてみるのもいいですね。

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ゴーダチーズの特徴とおいしい食べ方について

スーパーでもよく見かけるポピュラーな「ゴーダチーズ」。ゴーダチーズの特徴とおいしい食べ方ご紹介します。

ゴーダチーズの食べ方

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原産地はオランダの南ホラント州のゴーダです。この「ゴーダ」はロッテルダムの近郊にあり、正確な起源は不明ですが、その歴史は非常に古く、12世紀頃までさかのぼることができます。そして、「赤玉」と呼ばれるエダムチーズと並んでオランダを代表するチーズであり、オランダのチーズ生産の60%を占めています。

ゴーダチーズはチーズの分類としてはセミハードチーズであり、熟成が進めば進むほど組織が堅く引き締まっていくのが特徴です。チーズをカットすると、熟成する段階で発酵して出たガスによりできた小さな穴である「ガスホール」が出てきます。表面のつやは熟成の段階で自然にできますが、それを黄色いワックスでコーティングしてあり、俗に「黄ダマ」と呼んでいます。また、中にはニンニクなど香りを付けたものも商品化されています。ゴーダチーズは正式なサイズが決められており、形状は円盤状で直径35センチで高さは11センチ、重さは12キロとなっています。味は熟成の進み具合によってしだいにマイルドになり、熟成期間の長さによってそれぞれの風味が楽しめます。この熟成段階によって3種類に分類されています。

非常にマイルドでクセがなく、どんな組み合わせでも合うのがゴーダチーズの特徴です。

おすすめの食べ方

食べ方としては、まずは表面のワックスを取り除いてそのまま食べるというのがおすすめです。熟成の進んだものはとくにこの食べ方がお勧めで、芳醇な香りとコクを味わうことができます。つくりたてのものはクリーミーかつフレッシュでくせが少ない風味です。

スーパーで売っているようなものはたいてい四角くなっていてすでに表面は取り除いてあるので、パックから出してそのまま使用できます。

また、スライスしてパンと一緒に食べるのもお勧めです。ゴーダチーズのくせが少なくマイルドな食感により、どんなパンともよく合います。

もちろんクセが少ないので、ピザのトッピングやオムレツ、チーズフォンデュの材料としても活躍してくれます。素直な味はあまり主張はしませんが、逆に多くの他の素材を生かしてくれます。

 

ゴーダチーズは値段もお手ごろなので、料理やおつまみのベースとして使いやすいチーズです。

次に売っているのを見かけたら、ぜひ手にとって試してみてくださいね。

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